介護を身近に感じてしまった
私の家でも、先々週
いきなり“母の介護”が始まってしまったのか?!と心配することがあった。
朝、いつもの時間に起きてこない。
どうしたのか…と思って部屋を覗くもよく寝ているようだったのでそのまま。
9時頃、物音がしたので階下へ降りて行ったら、
深夜、トイレに目覚めた時に起き上がろうとしたら、
右腿を“ギクッ”とひねってしまって起き上がれず、
這いずってやっとの思いでトイレに行った…と。
その際、私が右足を骨折した時に家人が付けてくれた“手すり”があって助かった…と。
(階段、トイレ、母の部屋の前に手すりを付けたのだ)
私が骨折したのも無駄じゃなかったね
(かなり辛いことだったけれど、今も痛いし…)
何かあったら、電話で起こすように伝えてあったんだけれども、そのまま寝てしまったらしい。
起き上げるのが大変で、母の身体を支えて起こそうとするも、角度によって“痛いっ!”。
ただ捻っただけなのか、それとも骨が脆くなっているから…まさか骨折しているのか??
それとも筋をのばしてしまったのか、切れてしまったのか、、、?
初めてのことなので、オロオロ…。
痛くなった経緯と様子を見ると、捻っただけのような気もするし、、
ただ高齢者だと、どうなんだろうか…と。
母がとりあえず自分で起きてみる…ということで、支えになるようなモノを周りに段階的に置いてみた。
私が骨折した時に買った杖も利用。
何とか起き上がれるも、右足がなかなか前に出にくく、私も支えつつ何とか歩く。
医者へは痛みがある程度おさまってから行きたい…ということで、湿布をして痛み止めを飲ます。
痛みが激しいうちはなるべく動かさない方がいいので、トイレ以外は立ち上がらないようにさせた。
母の携帯を首からかけるようにして、何かあった時や用がある時に私を呼べるようにした。
それなのにトイレで携帯を落としたらいけないと、携帯を置いて自分1人でトイレに行くし。。。
おいおい!! 1人でトイレに行ってトイレの中で動けなくなったら、どうやって私を呼ぶんじゃ!! そのために首に携帯をかけるからね…と言っておいたのに。。。
ハァ~、今までもいろいろとあったけれど、ウチの親ってば、、、前途多難
湿布を貼って、包帯で膝下から腿の付け根まで巻いてみた。
(ここでも骨折した経験が生きる。 巻き方も…だけど、太い包帯も何本か保管していたし…)
歩く時に膝に負担がかからないように、膝も一緒に包帯で巻いたほうがいいらしい。(ネット調べ)
症状を見ていると、発熱は無いし、やはり捻っただけのようだけれども、痛みがこのまま治まっていかなかったら、やばいか。。。
ピクニック用の小さくて低いテーブルがあったので、それを母の枕元に置き、そこで食事をできるようにした。
食事も、食べてすぐ横になってしまうこともあるので、なるべく消化良いものにした。
あとは、歯磨きと洗顔。
これも入院経験から、蒸しタオル、洗面器、水カップ、歯ブラシと用意して、布団の上でできるようにした。
これだけでも毎回だから、このままもし“寝たきり”になったら、、、と思うと、私は働くことはできないだろうし、医療費はかかるだろうし、、、どうなるんだろう?と不安になる。
とりあえず今、働いていなくてよかった…(ホッ)。
働いていたら会社に迷惑かけてしまっていたよね。
いきなり介護に…?
心の準備が…と思っても、“いきなり”なんだろうなぁ。
年齢は今、73歳。 あと10年位は元気で動けるようでいて欲しいんだけれども。
知ってはいたけれど、人を起き上がらせるのって
やはり大変だよ。 コツを知らないと難しい。
痛めてから2日間は足元がヨロヨロとおぼつかなかったけれど、3日目には痛みも減り、だいぶ動きもスムーズになってきた。
洗顔も洗面台で椅子を使ってできるようになった。
(この椅子も私が骨折した時に用意した椅子…)
4日目に整形外科医院へ行き、診察。
腿は捻っただけだったらしいが、レントゲンで右恥骨あたりに少し気になる画像があり、MRI検査を受けることに。
その医院にはMRIが置いていないので別病院で検査し、今週診察結果を聞きに医院へ。
“介護”という言葉がより身近に感じたけれど、
やはり周りの助けが必要なんだろうね。
兄は居ないようなもんだし。
そんなこと考えると、結果、私ひとりで介護することになるんだろうなぁ。 不安だよね。
もっと姉妹をいっぱい生んでいてほしかったよ。
家人の両親もあるし。
もし家人の両親の介護…となると、家人兄の嫁さんと私で2人で分担して看ていくつもりだけれど、その時、私の母も介護生活に入っていたら……どうなるんだろう。
想像していても仕方ないけれど、感じずにはいられないここ数日の出来事だった。
親が老いていくのってツライよね。
清水由貴子さんのことも思うと…。
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MRIの結果は気になるところですが、
現在、母は以前のように動けるようになったので、心配なしです
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コメント
ああ、わかる!
うちも両親70代で実家でいま二人暮しなんだけど
もしものことが気がかりで・・・。
母がしっかりしてる人なんだけどよく転ぶし、
転んで寝たきりになったらΣ(゚□゚(゚□゚*)
とか、心配してしまいます。
それにうちも同じく兄は居てもいないようなもので、マスオさんみたいな感じだから・・・。
将来私が面倒みる身になるのを実感しています。
この歳でこんな風に自由にやらせてくれているのだし・・・。
投稿: だんこ | 2009年5月 4日 (月) 10時31分
なんだか親が年老いていってしまうのって、
哀しいよね。
ウチの兄もマスオさん状態で
ここ何年も会ってない。。。
いろんな事で母に苦労・心配かけた兄が電話さえもしてこないと、“おいおい!”って思ってしまいます。
だんこさんも、私も親がまだ元気なうちに、
OH
やりたいことはやろう
投稿: pippi | 2009年5月 4日 (月) 18時27分
うちもうちも。
兄からはぜーんぜん連絡なし、メールしても返事無し、同じ市内に住んでいるのに数か月会ってないらしい。
なんか嫁姑になっちゃって、うちとしては義姉を腫れ物に触るように気を使っていたのだけどそれでもだめみたい・・・。
なんかこわいわー。
それにしてもこんな歳になっても好きにさせてもらって、いい加減にしろって思われないようにしないと・・・(゚ー゚;
投稿: だんこ | 2009年5月 5日 (火) 07時08分
だんこさんのお兄さんとこもそんな感じなんですね。
私はつくづく、女の姉妹が欲しかった…って思います。
義姉はウチの母に怒鳴ったり\(◎o◎)/!
兄と義姉の仲がうまくいっていなかった頃は、兄への不満の電話が私にかかってきたり…と、超こわいです。
そんな行動をさせた兄が一番悪い!と思いますが…。
なのでそれ以来、当たらず触らず…です。
すみません、楽しくない話題になってしまいましたm(__)m
投稿: pippi | 2009年5月 5日 (火) 07時52分