« ヘヴンリーボイス教会試写会行ってきた。。1.舞台挨拶編 | トップページ | WOWOWオリジナルドラマシリーズ「ドラマW」初期作品 »

2009年1月22日 (木)

ヘヴンリーボイス教会試写会行ってきた。。2.感想編

多少ネタバレになる箇所もあるが。。。
だらだら長い、まとまりのない感想だからスルーでcoldsweats01


容疑者側の家族の保護。
映画を観て初めて“加害者家族保護マニュアル”というものがあるんだって知った。

事件のニュースが流れると、
「犯人の親はどういう育て方をしたのか!」
「子供の頃からちゃんと“命の大切さ”を教えて育てたのか!」
「ちゃんと子供を育てなかった親のせいで、尊い命を奪われた被害者の家族は…」と容疑者や容疑者の親に対して、怒りを感じてやりきれない気持ちになる。
反面、
「親も子供を犯罪者にするために育ててきたわけではないだろうし、どうして…」
つい、親にばかり目がいってしまうが要因はそこだけではないだろうし。

被害者側に感情移入できても、容疑者側には感情移入はできない。

だから“容疑者の家族”を守るテーマのこの映画は
自分がどう観てどう感じるのか。

監督がこだわったセミドキュメンタリー方式の撮影のせいか、
容疑者宅でのシーンではまるで自分がそこに居るかのような感じで引き込まれていく…。
前半はほんとに。。。“背筋が凍るよう”に怖い。 人が。
思わずもし万が一、自分が容疑者の家族となったら…と、今まで考えたこともなかった側を考えてしまったほどだ。

いま自分の周りに起こっていることの認識ができぬまま、家族の空間に土足で次から次へと入ってくる大人たちを見て容疑者の妹は何を思ったか。

守っている刑事も“仕事”を全うしているだけなのに、いわれなきことを言われて叩かれて、それでも守らなきゃいけない。

ネット社会での匿名の人物の怖さ。
正義という名のもとで吊るし上げている人たちは加害者とはならないのか。。。
報道もあそこまで執拗に追いかける必要があるのか。。。
被害者のことを思うと容疑者の家族に同情はできないが、感じぜずにはいられない。

難しいテーマの映画だった。
でも現実に起こっているんだよね。
ここ何年は特異な残虐な、理解できない理由での犯行が増え、
理解できないと“どうして?”と思う。
何がどうしたらそんな犯罪者が生まれてしまうのか、理由を知りたくなる。

それは普通にちゃんと育てて、命の大切さも教えていれば犯罪者は出ないと信じていることを肯定してほしいから?
ちゃんと……ちゃんとって?!

試写会に来ていたプレスの方々はこの映画を観てどう思ったのか聞いてみたいな。

印象に残るシーンは、
映画冒頭の容疑者の妹(沙織)が学校でおくる日常生活のシーン。
このシーンを見ているから、私はその後の“容疑者の妹”への感情移入ができていった。効いてるね。
映画中盤の沙織を保護して都内を脱出するときに途中で車を止め、容疑者家族の幸せそうな写真を見て、“前向きに保護”を決意した(?)勝浦刑事のシーン。
映画後半の、身を挺して必死に沙織を守る勝浦刑事にしがみつく沙織の手。
最後の沙織の表情、凛とした目。



映画観終わって、ふと
で、お父さんは?
**********************************
映画公開初日(24日)の夜には、
逆の“被害者家族を保護”のドラマ「誰も守れない」がOAtv
映画の4ヶ月前を描いたドラマ。

1/24(土) 21時~23時10分 フジテレビ系にて放送。

« ヘヴンリーボイス教会試写会行ってきた。。1.舞台挨拶編 | トップページ | WOWOWオリジナルドラマシリーズ「ドラマW」初期作品 »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



« ヘヴンリーボイス教会試写会行ってきた。。1.舞台挨拶編 | トップページ | WOWOWオリジナルドラマシリーズ「ドラマW」初期作品 »