眉山。。。テレビ版
昨夜のフジTV放送『眉山』を見た。
映画ではなくテレビ版、富司純子さんと常盤貴子さん主演の『眉山』。
映画は観ていないので、ドラマだけの感想を。
母(富司)の生涯の恋、
芸者と、昔で言う“ええとこのボンボン”との純愛、
彼には家族が決めた結婚相手がいて、彼のことを考え身を引く。。。
妊娠がわかっても告げず、一人で生涯愛する人の子を生み育てる。
……ここまでは、ありがちなストーリーだ。が、、、
その生涯の想いがどんなに深いか、
生粋の江戸っ子の母が、自分の命の短さを知り、
残された日々をたとえ会えなくても
愛する人が住んでいる地に居たいと徳島へ移り住む。
もしかしたらどこかですれ違うかもしれない。
徳島のどこからでも見える眉山をもしかしたら同じ時に見つめているかもしれない。
結ばれなくても眉山を、阿波踊りを通して、彼を感じていたかったのか。。。
阿波踊りを挟んで
愛する人・篠崎(山本耕史⇒山本学)と“やっと会えた”龍子(常盤貴子⇒富司純子)のシーンは切なかった。
配役も良かったね。
山本耕史が演じる“若き日の篠崎”の純朴さや仕草が、そのまま“現在の篠崎”山本学に、
常盤貴子が演じる“若き日の龍子”が、そのまま“現在の龍子”富司純子へ。
常盤貴子は龍子の“若き日”と龍子の娘・咲子の二役を。
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生涯忘れられない人と同じ風景を見て、同じ空気を感じて、
その一生を閉じる。
私の一生を閉じる時はどんな風に迎えるかな。。。(^_^)
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